上日の丸弁当 – Jo Hinomaru bentou

十数年前、当時脱皮不全による死因は珍しいものではありませんでした。
むしろそれが大きな問題でもありました。
当時すでにエビ用のエサは数種存在していましたが、それらを視野に入れたエサは多くはありませんでした。
当時の水槽環境ではエビにとって仲間の死体を食べる事は非常に重要なことだったことでしょう。

甲殻類にとって動物性コレステロールは脱皮ホルモンの分泌に欠かせないものであり、それらの代用としてイカ関連の原料が使用されます。
これら原料は淡水甲殻類での高配合はあまりよろしくない事を当時突き止めていました。従い、当製品は配合されている分量は非常に少ない配合となっています。
上日の丸弁当は動物性コレステロールを含む北海道産のイカミールを使用しています。当時はイカ肝末を使用しておりましたが、現在は国産イカミールが手に入るようになりましたのでそちらを使用しています。当製品は原料を私が手配し生産しております。これらは工場による厳しい規制にのっとり、どこでどのように生産されどのようなルートで到着するか等、きちんと原産地証明ができる原料に限られます。従い、品質は申し分ないはずです。

現在、脱皮不全はほぼ見受けられなくなりました。
遺伝的なものではないかと思われるもの、これは防ぎようがありませんので選別で対応するしかありません。

リン脂質、これは稚エビ期の成長、又、メスの抱卵に欠かせない重要なものです。
脱皮不全を防ぎ、成長・抱卵を促すことによりエビの生産性を上げる。
ほうれん草だけ、植物性飼料だけではこうはいかない事を先人たちがすでに証明しています。

淡水クロレラ、ワムシやミジンコなどのあらゆる生物の源となる物であり、ビーシュリンプ等の甲殻類もまた同じく生クロレラ(生きている)に非常に良い反応を示します。クロレラはスピルリナの1/100の大きさであり、微生物類も食す事ができる自然食です。カロテノイドによる体色向上、エビのエサとして好都合である理由から配合しています。

発酵植物性蛋白、トウモロコシ由来による原料であり、腸内環境を整えるだけでなくルテインやゼアキサンチンなどのカロテノイドを多く含み体色にも関わる有意義な原料です。

甲殻類由来乳酸菌、主に免疫賦活の為に配合しています。
乳酸菌のエサは乳酸菌。当製品に配合している乳酸菌類は全て死菌です。これは、生き物が持つ常在菌を育てることがより安全に健康を増進できる唯一であるからこそです。
生きた菌類を与えることにより、常在菌が追いやられ弊害がでているかもしれない可能性は捨てきれません。匂いを減らし、糞を減らす。それは人にとって都合が良い事かもしれませんが本当に生き物達にとって良い結果を生んでいるのか、実際のところ未知な部分が多く存在します。

何をどのような意味で配合しているのか?
それにはきちんと意味があります。
現在使用されているエサにはどのような意義があるのか、是非ご一考ください。

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