製造工場

コロナは終息するのか?
このままの状態が続く世界になってしまうのか?
相変わらずの世の中ですね・・・

さて、今年でエビタブリードを立ち上げてから15年になります。
あの頃の私はやる気に満ち溢れ様々なアイデアを形にしてやろうと躍起になっていました。いずれは小さな機械を入れて自分で製造できればとネットで機械メーカーHPを眺め夢を見ていたものです。
「自分で作るのだからいくらでも好きにできるじゃないか!」そう思っていた時期が私にもありました。ところがどっこい、いざ蓋を開けてみるとできる事は限られており、その限られた中で考え作るしかありません。ああしたい、こうしたいと何でも自由にはいかないのが現実です。
 現在使用している機械はエビの餌としては非常に良い形状でありますが金魚や熱帯魚の餌となると製造が厳しくなってきます。メダカのような小魚であれば粉砕でどうにでもできますがある程度粒形状を必要とする金魚等の中型魚になると単純に粉砕だけでは厳しくなってきます。仮に製造できたとしても大量に製造する事が難しい場合、どうしても商売としては成り立たない事になってしまいます。ただ、金魚はやはり観賞魚の柱ですので自分としてはどうしても押さえたい気持ちがあります。多少は利益度外視であっても製品化したいですね。どうせなら自分で製造したい気持ちがありますので何とか対応できないかと様々考えておりました。

 皆様もご存知のように小麦をはじめ様々な原料が値上げされています。人が食べる分でさえこの状態、飼料も同じく相当な値上げがありそうでどのくらい変わるのか今から戦々恐々です。先日は「ほうれん草粉末」がキロ¥500値上げされました。今後値下げという事は早々無いと思いますのでそれに合わせ値上げが様々なところで見受けられるようになる事と思います。厳しいですね・・・更に二年後にはインボイス制度が始まり、小規模の経営者は余程の希少性や商品力が無ければ太刀打ちできない厳しい状況が待っています。ただただ厳しい世の中と言いますか「富裕層以外日本は住みにくい!」という感じです。
 この先どうなっていくのやら、暗い話題ばかりですが何とか乗り切っていきましょう。

 

Ebita Breed

ebitabreed.com

小さなアクアメーカーEbita Breed