無給餌 その2

以前ブログで「無給餌」という記事を書きました。

水槽環境は同じ物を使用しても同じ結果を常に出す訳ではありません。良い状態の変化を見越し対処出来る自称プロなら可能かもしれませんがそれでもかなり難しい事です。それを踏まえた上で、水槽内で増えたものを餌にエビを飼育する方法がそんなに簡単なことなのでしょうか?

餌も与えず水槽内で繁殖したものでエビが増えていくなら世界の食糧事情すら変わる大変な出来事です。救世主にすらなれますよね?(笑
実践者はエビ供給のトップに君臨、エビ飼いの皆さんはもうエビを買う必要はなくなり・・・と現在なっていますか?

インターネットの世界は様々な情報が出回っています。残念ながら正しい情報ばかりではありません。
数十匹を維持、たまにエビを買い足しする程度なら可能なのかもしれません。しかし、観賞エビの醍醐味は繁殖させ累代を重ね表現を観賞することが一番の楽しさではないでしょうか?
確かに楽しみ方は様々ですが、餌を与えないのは虐待そのものです。水が汚れたら水換えを行い、きちんと餌を与え飼うのが”飼育”だと思います。餌が残るなら残さない量に減らすのが常識です。

水槽は池や海ではないのです。


Ebita Breed

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