エサについて雑談~その2

冬が終わりようやく春の兆しが見えつつある今日この頃
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私がこの仕事を始めた頃、息子はまだ小学生でした。
そんな息子も成人し就職し、今ではIT関連の仕事に就いています。時代の流れと言いますか昭和な私には出勤せずにモニター越しで仕事が完結してしまう令和にただただスゲー!の一言しかでてきません(笑
コロナ禍がそれを超促進してしまったのがいがめませんが、いずれにしてもなるべくしてなっているのでしょう。結局世の中がメタバースの世界に、ロックマンエグゼの世界が現実になりつつあるという・・・スゲー!しかでてこないでしょ(笑

ま、そんな事を考えつつ本題であるエサの話をしましょう。
金魚・めだか用の餌が工場製造の打ち切りによりできなくなりまして、どうにかして後継商品ができないか日々考えておりました。私が使用している製造機器は貝類・甲殻類用に使用できる板状の物しか製造できません。小魚となると粉砕するしか手がありません。粉砕はどうしても狙った形状だけできるわけではなく粉もできれば粒もできるしパウダーのように細かい物まで意図せずに出来てしまいます。そうなると自ずと製造量を増やさなければ製品化できるだけの量が確保できません。その為他の方法でいこうと試行錯誤奮闘しておりました。
配合についてはある程度決まった物がありますのでそれにのっとってパズルのようにいじっています。その流れで酒粕に含まれる成分が非常に魚類にとって有意義な成分が多く含まれている事に注目しました。酒粕を乾燥粉末化した物であればアルコールは問題になりません。その流れでフナや金魚が無酸素域でエタノールを自ら生成しているという記述を見つけ面白いな~と「詳しくはこちらを」
氷が張った無酸素状態で彼らが生きていけるのは乳酸を蓄積しないようエタノールへ変換し発散しているようです。それでどうして生きていけるのが私には理解できませんがスゲー事だけは分かります。(笑
フナや金魚も酔っぱらって苦しさを紛らわしているのでしょうか?金魚で酒が作れたら金魚酒?生臭そう~(笑
ま、冗談はさておき、様々と試行錯誤し足りない頭を使って考えています。
この苦労が無駄なく実を結んでくれればいいのですが・・・(^-^;

Ebita Breed

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小さなアクアメーカーEbita Breed