水槽立ち上げ

水槽立ち上げ

題名の通り、5/25に金魚水槽を立ち上げました。

冬の給餌実験に利用していた琉金達の実験が終了したので大きくなった津軽錦達と合流し一本化しました。小さな水槽は水替えや掃除が楽なのですが金魚はエビやメダカのようにいつまでも小さい訳ではありませんので体に合わせ水槽も大きくしなければなりません。
以前使用していた60cm水槽を引っ張り出してきました。が、ろ過機が無い。エーハイムの外部ろ過機はありますがこの金魚体形には不向きなので上部ろ過機を購入しました。何十年ぶりでしょう上部ろ過機を購入するなんて(笑
上部をふさぐので暗いのが難点ですがろ過機としての魅力は何といっても広い容量にあります。空気に触れ様々なろ材に対応、しかも掃除が楽!すごいですよね~暗いけど。水草向きではありませんが大きめの魚類には非常に適したろ過機でありコスト面でとても助かります。

立ち上げ時はろ過機の中にキューブ水槽で使っていたスラッジまみれの汚いリングろ材を移し、飼育水を3L程入れました。そして翌日には金魚を入れています。水槽の住人である金魚たちに水作りをしてもらいます。

上記画像は立ち上げ10日後、水が白濁しているのが分かります。実は10Lほど水替えを行った後の様子です。水替え前はもっと白濁しています。水が出来上がる過程にありますので一気に水替えを行うのではなく、水質の悪化具合に合わせ1/4~1/6ほど水替えを行います。

そして、6/13立ち上げから19日目の水槽の様子です。

見難いかもしれませんが白濁は収まり薄っすらとガラス面が曇ったように緑色になってきています。早いですね、立ち上げ19日目でもうコケが見られます。ここまで3回ほど8L前後の水替えを行っています。もう1週間ほどでだいぶ落ち着くのではと見ています。もちろんの事ですがバクテリア剤など一切使用しません。立ち上げ時に元の水槽からろ材と種水を少し入れただけ、市販の物を使わなくても十分水槽の立ち上げは可能です。というより、むしろそれが基本です。

ツイッターでも書いたのでダブる内容ですが
「あぁ・・アンモニアだ!亜硝酸!こりゃ大変だ!」
そんな時はあの特許取れそうなのになぜか取らないスーパーバクテリアを入れるのじゃ!
ではなく、硝化が落ち着くまでゆっくり基本の水作りを行うのが正解です。白濁もいずれ収まります。
「ありゃりゃ?水質悪化?!こりゃ大変だ!水質浄化剤投入~~!」
ではなく、水替えを行うのが基本です。
何故そんなに物を入れたがるのか?何故水替えするという発想が先にこないのか?ここは水の豊富な国日本なのですから水替えを惜しまずに生体に負担をかけないようにしてください。

何をしようが入れようが結局、自然に増えた硝化菌が仕事をしています。
腸内環境もそうですが本来存在する常在菌を増やす事が何よりベストです。定説です。
水作りも同じです。ニトロソモナス属が担っていたのは一部で本来大きな役割を果たしていたのはニトロスピラ属であると言われています。近年では完全硝化細菌と言われる完全アンモニア酸化細菌(comammox)ニトロスピラ・イノピナタが知られており、以前の二段階硝化とは概念もすでに変わっています。ニトロバクターは水槽内ではほぼ活動せず、もう無かったことにしてレベルです。以前からそれらについて否定されてきましたが下水処理での知識から我々日本人はやたらと信頼を寄せており、未だにそれら数十年前の情報を元にした商品化がされています。
株式会社なんだから、堂々と売られている物なんだから間違いないでしょ?と思うのがまず間違い、時代は次のステップへ進んでいます。特に宗教に関わる物は信者が全国におり強烈な信仰心から熱心に良さをレビューします。しかしそこに真実はありません。単なるお布施です。
もちろんの事ですが、常に新たな菌種が発見され情報は日々更新され続けています。昔コーラは薬でした。その時代の最先端が必ずしも正しいとは限らないのです。

いろいろありますがアクアリウムの基本は昔から変わりません。
基本的な立ち上げ方法、水替えのタイミング、安定の見極め。
アクアリウムは単純で実は簡単、科学的な理屈は確かに大事ですがそれを盾に煙に巻こうとする疑似科学がある事も知っておくべきです。実は何も知らない人達が何かを知ったように商品化しています。そういう私自身もそうなのかもしれませんね、皆様お気をつけください(笑

投稿日: 2019-06-14Ebita Breed