製品

製品化について思うところ

今まで様々製品化してきましたが成功もあれば失敗も数々あり万事うまくいくことなどありません。むしろ失敗だらけです。その失敗を繰り返すたびに自分の先見の無さや力不足をひしひしと感じるわけです。
私が良く言われることの多いのが製品名の付け方です。おしゃれと言われることもある反面、何を訴えてるのか分かりにくい。伝わらない、統一性が無い!との意見が多いです。
統一性が無いのは私の性格的な事があるので何ともいいがたいのですが伝わらないのであればダメじゃないですか。ああしよう、こうしようとその時の人の意見に流される傾向があるためその時々で製品の命名やデザインも違ったりします。最近は凝ったデザインはできなくなってきたのでシンプルに仕上げてますがそれで統一していこうと考えてはいます。又、和をもう少し取り入れて日本人らしさが出せればと思っています。
Ebita Breed「めだか御膳」は2012年5月に販売を開始している商品です。すでに7年経過しています。最近ニチドウさんが「めだか膳」という商品名で販売をされているようです。「金魚膳」もあるようですが寄せてきますね(笑
当製品は国内製造、安定の国産ですので安心してお使いいただけます。私もいずれは自身の配合設計で金魚フードを製造する事が目標でもあります。金魚用を完全オリジナルで製造するのは量が量なので倉庫の確保から何やらといろいろ大変です。その際は告知させていただきます。なんでこういう金魚エサが無いのか?こうしてほしい!など是非ご意見ください。

「めだか御膳」ですがリニューアル予定です。
もう少々時間が掛かりますが中身も入り数も価格も少々変わり発売予定です。大手の小麦粉・魚粉基本の安価な価格帯にはさすがに及びませんが。どんなに良さを謳ってもそれに見合う価格でなければやはり売れません。高品質でありながらできるかぎり価格も抑え食い込んでいければと考えています。又、大量飼育者向けに業販も行っていこうかと考えています。
メダカ用はほぼ魚粉と小麦粉というのがほとんどです。とてもお安いですよね?フレークも比較的安価です。あれは熱したローラーで高温で焼くので栄養飛びが激しく観賞魚でしか利用されていません。養殖業界では栄養が重要視されるのでフレーク飼料は採用されていません。知識ある生産者がフレークを使わず粉砕物を使用するのはその為です。フレークは扱いやすさもありますし決してだめだと言ってるわけではありません。ただ、より考慮するなら栄養面で損失の少ない物を選ぶことは悪い事ではありません。
サンプルの配布など考えているのですがどのようにするべきか悩んでおりました。告知はツイッターで行う予定でおりましたので興味をお持ちの皆様“フォロー”宜しくお願いします。

シュリンプフードの中身

餌に使用されている原料にも理由があり配合されています。
魚用であればその魚類向けの配合であり、アワビの餌はアワビ用の餌でありエビ用の餌ではありません。もちろんの事、私の製造しているエサも配合意味を考え設計、工場にて製造した物を製品化しています。現在出回っている物も残念ながら全てがオリジナルで製造された物ではないようです。出来合いのアワビ飼料や水産飼料、海藻肥料がエビ用として売られている物も存在します。メダカ用であればウナギ飼料の詰め替えやふすま・黄な粉・糠などの粉末を混ぜ合わせてメダカ用であると、配合の均等性が全くとれていない物は小さなメダカには偏りがありすぎて良いとは言えませんし熱処理を行っていない自作物は雑菌の宝庫となり得ます。
そもそも飼料の製造は錦鯉が基準となっており、3トン、多ければ5トンなどが製造単位となります。少ないところだと1トンでの製造も可能なところはあるようですが仮にメダカ用を製造したとして30,000個売り切るのにどれだけの販売力が必要か、どれだけの売り先が必要かと、大手ならいけるのかもしれませんが私のような弱小では不可能です。売り切る前に期限切れです。だから個人・中小は前述したような原料を混ぜ合わせただけの粉末や出来合いを詰め替えるしかないのです。かといって自作では製造も追いつかないし品質の面でとても出せません。その中で問題を克服し製品化し出来ている事に私は自信をもって当製品をお勧めします。

エビの餌で大事なのは大きく3つと考えます。

①体表・体色の維持
外界より体表を守るのに重要なのがカルシウム・マグネシウムに代表されるミネラル類です。脱皮の際に行われる給水時に水と共に補給します。体色は主にカロテン類が大事ですが大量に与えたところで意味は成しません。色濃さや表現は血であり選別です。

②脱皮不全の回避
脱皮不全を防ぐためには脱皮ホルモンを正常に分泌させ脱皮を促さなければなりません。皆さん勘違いされているようですがカルシウムだけで脱皮不全は防げません。総括して大事ではありますがカルシウムそのものが脱皮させているわけではありません。又、水中のカルシウム量が多すぎても弊害を起こします。これは極端に多すぎる場合の話ですが多すぎても少なすぎても宜しくないという事が言えます。
よく見受ける「カルシウム強化で脱皮不全を防ぐ」という謳い文句がありますが正しい説明文とは言えません。脱皮は本来成長と共にあるもので脱皮の準備が整っていないのにも関わらず脱皮をしてしまう神経系の伝達がうまく機能していない、新しい内クチクラがうまく形成されない、浸透圧の調整不全等が原因である事が多いと言われています。これらは総括して重要な栄養素がとれているかが重要であり、カルシウムだけ不足しているという事は非常に少ない現象です。言い換えれば単にカルシウムの知識しかない説明文であると言えます。Mgも同じく大事なのですが。

③抱卵や成長に大事なリン脂質
当たり前のことですが大人に成長させる為に大事であり、メスにとって抱卵に欠かせない栄養です。水が汚れるなど訳の分からない話をする方がいますが大事な物は摂らせるべきであり、大魚の水産飼料は魚粉が60%以上と多く配合されており、含まれるリンが時折問題視されます。しかし、我々観賞エビの飼料に含むリンはごくわずかであり水質に与える影響など考える必要すらありません。エビに大事なのは脂質です。その他、腸内環境を整え生存率向上を目的とした甲殻類専用の免疫賦活剤を「上日の丸弁当」には配合しています。

我々が飼うエビ・水棲生物は食べる物を選ぶことができません。飼い主が与えた物、飼い主が整えた環境下にある何かしらを食べるしかありません。また、彼らは頭が良いわけではなく好きな物を食べ繁殖行動をし、欲求のまま生きていくだけです。もちろん食いが良くなければ与えても意味はない、確かにそうかもしれません。それでうまく飼育できてれば問題ないでしょう。しかし、生まれて間もない稚エビ期に起こす脱皮不全はほぼ命取りになります。又、与える物により成長阻害を起こす物も存在し、知らず知らずに与えてしまっている可能性もあります。
エビは魚類と違いエサを食べる給餌時間が非常に長く、最低でも5時間を超えます。その為エビ用の餌は長時間に耐えうる硬さを維持します。私は12時間を目安にしていますがそれ以上でも全く構いません。ただ、あまり早くエサを取り出すのは賢明ではありません。魚と同じような考えを持つ必要はありません。エビ用の餌に含まれる魚粉は十数%、クアトロ2・TYPE-Aに至っては100%植物性です。非常に水を汚しにくい配合となっています。

なかなか抱卵しない、孵化した稚エビが明らかに少ない、脱卵をよく見かける。そのような場面を見かけるならば与える物を見直すことも一考です。死んだ仲間を食べてそれを補っているのであれば、じわじわと数を減らしていく事につながります。
ご自分が使用されているエサにそれら問題が解決できる原料が含まれているかどうかを是非ご確認ください。それらに対応していないようであれば「上日の丸弁当」や「ベビーシュリンプフード」のご使用をお勧めします。大量に与えずとも、週1~2回、今まで使用しているエサの合間に与えるなどプラスアルファ的に使用されても良いかと思います。
同属が重要食料として成り立っている環境にならないよう。それら弊害は飼い主により防ぐことが可能です。

光合成細菌、稚魚・稚エビの餌

私が生まれる前の研究結果として光合成細菌の稚魚の餌としての有効性が書かれた文献があります。読むかぎり稚魚期の生存率が上がってもそれを食べているとは言いきれない部分があると感じました。それらを完全に否定するつもりはもちろんありません。ただ、50年も前の検証と現在では用いる技術も大きく異なります。これに関し数件、専門分野の方にお聞きしたのですが皆さん呼吸時に鰓から入る程度ではないかとのことでした。1~2mm程度の稚魚が主に食べているサイズは50umと言われており、稚エビの好きなクロレラは8um前後のなかなか小さなサイズです。細菌である1um以下のサイズが本当にエサとして認識されているか?呼吸時に吸収されている分がどの程度なのか?正直なところ分かりません。ただし、それらをエサに増える微生物が稚魚の餌となっている事は確かなのでしょう。そして、エビの養殖でもそれら微生物を増やす方法が現在でも東南アジアでは行われているそうです。魚類の視力が0.1~0.4である事を考えると、単純に人と魚の対比で考えるのは宜しくないのかもしれません。果たして本当に目視しているのかは微妙なラインでしょう。
そもそも数十年前に錦鯉の餌にそれら菌を振りかけたり、練りエサに入れて錦鯉に与えると色が揚がるなんて生産者が言ってたのが観賞魚の餌として利用された始まりだったと記憶しています。
農業・水質浄化・建築資材となんでもござれの光合成細菌、お隣のミサイル好きな国も絡んでいたりと少々怪しい話もありますが・・ま、ご利用はそれぞれのお考えでしょう。ただ、何のために水槽に入れるのか?入れて何になるのか?なんでもそうですが、入れる前によく考えるべきです。皆が入れているから入れるなら、それは入れるべきではないかもしれません。

”風が吹けば桶屋が儲かる”それらを使用する事で微生物を増やし天然に近いエサを作り出すことは確かに有用でしょう。ただし、狭い環境では中々難しく大人になったエビや観賞魚では到底足りるとは言えません。特に我々が飼っている淡水エビや観賞魚は生まれてほぼ親と同じような形と食性をしており、体のサイズにしては大食漢です。常に食べ続け成長し短い人生を謳歌します。

下記画像は当製品である「Lefish-Baby レフィッシュベビー」稚魚用フードを顕微鏡で覗いた粒サイズ画像です。
lefishbaby
なかなかばらばらにすることができず、ほぼ粒同士がくっついていますが大まかに100um前後と非常に小さなサイズとなっており、水に入れるとパーっとばらけます。ヨークサックが無くなる頃からとりあえず口にしてみる様子が伺えます。その頃よりご利用いただけるのが「レフィッシュベビー」です。特徴としましてフィッシュイーターではない観賞魚にとって魚粉は本来不要であるといえます。もちろんフィッシュミールを使用する事が悪い事ではありません。ただ、より自然な流れを考慮すると甲殻類を中心とした原料がより自然であると言えます。又、乳酸菌や納豆菌はもちろんのこと植物性エキスやトウモロコシ由来の原料など色味も考慮した配合となっています。狭い環境下でのエサ不足は生存率に直結する問題です。稚魚が生まれたら「Lefish-Baby/レフィッシュベビー」をお使いになってみてください。

新製品「ドリップキットプラス」Dripkit PLUS+

やっと、やっと春がきたという感じがしますね~
本日の最高気温なんと23℃!ポカポカ陽気でございました。

さて、本日は新商品のお知らせです。

製品名は「ドリップキットプラス」既存商品のグレードアップ版です。ご覧の通り手提げ部分である取っ手が付いておりまして”掛ける”置ける”どちらでも使用できるタイプとなります。
更に、滴下窓も付属し、より滴下スピードの調整が分かりやすくなっております。
ボトル容量も1200mlに大型化「生体の水合わせ」「カルシウムなど添加剤の滴下」「水槽への足し水」等、用途はアイデア次第です。ボトルの保温をクリアできればブラインシュリンプ孵化器としても使用できそうです。孵化した殻は浮きますので孵化したブラインだけチューブから出すことができます。

元々「水合わせキット」という商品名で13年前に発売したのが始まりで、「ドリップキット」へ改名し早10年となります。特別売れる商品ではありませんがアクア関連だけではなく多方面から選ばれてきた商品です。
ドリップキットが一番よく使われているのはやはり添加剤の投入ではないでしょうか。ミネラル類などpHショックを考慮し少しづつ添加するには非常に適した商品であります。今回1200mlへボトル容量が増えておりますので小型水槽への足し水をするのにも十分使えるかと思います。
お求めはお近くの取り扱いショップにてお問い合わせください。

新製品「ヘルシーラブスター金魚」

皆さまお久しぶりです。
更新が滞り死んでいるのではないかと思われたかもしれませんが。。
今期はお陰様でいろいろと動きがありあたふたしておりました。
早速ですが以前より申しておりました新商品の告知をさせていただきます。
商品名は「ヘルシーラブスター金魚」名前の通り金魚用のエサです。

まず、このヘルシーラブスター金魚、すでに世に出て8年ほどと先行販売店の尽力により今では知る人ぞ知る金魚用のエサとして販売されています。今では日本でも5本の指に入ると言っても過言ではない金魚のエサです。

製造元である㈱BX商会の社長とは私がエビタブリード開始当初からのお付き合いですでに12年となります。その頃は私もBX社の社長も若かったのですが12年という月日は過酷ですね。
ま、その話はともかくそのご縁から取り扱いの問い合わせがあり今回商品化する運びとなりました。

金魚用のエサなんてみんな同じだろう?そんな事はございません。
他社製品とヘルシーラブスター金魚の大きな違い、それは”乳酸菌・麹菌・納豆菌・酵母菌”など死菌として配合している点です。
現在各社様々な菌類を使用し差別化しており、生菌・休眠状態にしている元々金魚が持ち合わせていない菌類が配合されている物が多く見受けられます。
それが悪いとは言いません。しかし、もともといるであろう常在菌はどうなっているのか?その後その菌類はどうなっているのか?そこは分からないのが現実です。
明治のLG21ヨーグルトはピロリ菌を抑制する効果があるそうですが残念ながら胃の中で定住できないらしく食べ続けなければなりません。これは人間用の話ですが・・・

金魚用に配合された菌類がその後どうなっているのかは未知であり、与え続けることによりリスクが生じる可能性も無きにしも非ずです。
残念ながら我々日本人は生きた菌が良い物であるという勝手なイメージを持っているようです。

ヘルシーラブスター金魚はそれら他社製品とは異なり真逆の”死菌”を配合している点です。どうなのか分からないものではなく、定説としてそれら死菌や副産物をエサに本来金魚が持つ常在菌を育てることにより免疫賦活化を促します。あえてぶくぶく太らせず、健康に長寿を目指す。これがヘルシーラブスター金魚が他社製品と大きく異なる点です。

更に、粒が小さめのクランブルタイプである点です。
大は小を兼ねず、小は大を兼ねるのが観賞魚のエサ。大きな粒は大きな金魚しか食べられませんが小さな粒は大きな金魚にとっても消化しやすい意味でメリットがあります。水を含みやすく消化の良い粒形状です。

安価な水産飼料を使用し大きく太く育てる事が良かれとされ、代々引き継がれていく遺伝の事や長く生きてもらう等”ペットとしての金魚”の存在価値がまるで感じられない生産者が少なからずいます。お金でしかない彼らにとってまるで必要のないエサであるのは違いありません。
魚類は与えられたもので生きようと自分を環境に合わせます。偏りにより欠損や奇形が多くなりやすく、そうなるまで症状が見えにくいのものです。
金魚は食用ではありませんので脂の乗りは見る必要はありませんし美味しくする必要もありません。
最終的に金魚をペットとして飼っていただくお客様にそれら水産飼料とは全く違う事を是非ご理解いただけると幸いです。

お求めは全国のお取り扱い店にてお願い申し上げます。